就活鉄人化計画2011/講師:坂本直文氏
就活鉄人化計画2011 第12回 6月号
まだ大丈夫!就活リセット。逆点内定、復活内定の道はこれで拓ける
みなさん こんにちは。
今回は、逆転内定、復活内定のために、素晴らしい企業を見つけること(気づくこと)ができるよう、企業探しの方法を集大成してお伝えします。
今回は、逆転内定、復活内定のために、素晴らしい企業を見つけること(気づくこと)ができるよう、企業探しの方法を集大成してお伝えします。
企業探しには、まだ30の方法がある
どんなに良い企業であっても、その存在に気づかなかったら、内定のチャンスは0となります。とてももったいないことです。
企業の採用期間は長期化しています。つまり、採用予定人数を一度に採るのではなく、少しずつ(小分け形式で)、時間をかけて採用していくことが多いのです。よって、焦ることはありません。
新規の求人はこれからも次々と出てきます。重要なのは、せっかくのチャンスを逃さないことです。
企業の採用期間は長期化しています。つまり、採用予定人数を一度に採るのではなく、少しずつ(小分け形式で)、時間をかけて採用していくことが多いのです。よって、焦ることはありません。
新規の求人はこれからも次々と出てきます。重要なのは、せっかくのチャンスを逃さないことです。
では、一般の学生が気づきにくい、企業探しの方法を集大成してご紹介します。主なものは30種類あります。
書籍を使って企業探しをする方法
- 全国企業あれこれランキング(帝国データバンク)
→都道府県別、業界別等で、企業の番付をチェックできる - 未上場会社版・会社四季報(東洋経済新報社)
→有力企業、株式公開をめざす成長企業等、約7000社をチェックできる - 週刊ダイヤモンド 別冊 会社データブック1万6000社 企業番付
→都道府県別、業界別等で、企業の番付をチェックできる - 帝国データバンク会社年鑑(帝国データバンク)
→各企業のデータを細かくチェックできる - 日経会社情報(日本経済新聞社)
→上場企業、株式公開企業をすべてチェックできる。掲載企業は約4000社 - 業界地図(高橋書店等、数社から発売されている)
→各業界の有力企業とその動向をチェックできる - 業界研究本
→各業界に所属する企業情報の宝庫
この中で一番のお勧めは、1の『全国企業あれこれランキング』です。キャリアセンター、もしくは大きな図書館にありますので、各ランキングの企業にぜひ目を通してください。各業界で大きな力を持っている企業が多数見つかります。
学生に知名度がない企業は、有力企業なのに受験倍率は低いです。採用試験を行ったが、目標の採用人数に達していない企業は少なくありません。気になった企業には(断られることを恐れず)勇気を出してアプローチしてみましょう。
学生に知名度がない企業は、有力企業なのに受験倍率は低いです。採用試験を行ったが、目標の採用人数に達していない企業は少なくありません。気になった企業には(断られることを恐れず)勇気を出してアプローチしてみましょう。
新聞・雑誌を使って企業探しをする方法
- 新聞の求人欄
→興味が湧いたら新卒でも応募可能か問い合わせてみるとよい - 新聞の折り込み求人チラシ
→興味が湧いたら新卒でも応募可能か問い合わせてみるとよい - 求人情報誌
→興味が湧いたら新卒でも応募可能か問い合わせてみるとよい - アルバイト情報誌
→新卒社員採用の案内も掲載されていることがある
この中で一番のお勧めは、『新聞の求人欄』です。転職の求人がほとんどなので、学生で見ている人は百人に1人もいません。
しかし、この求人欄を見れば、(求人ニーズがある)企業の人事部の採用担当者の連絡方法がわかるのです。もしも気になる企業があれば、新卒でも受験できるかどうかアプローチすることをお勧めします。この行動力を高く評価する採用担当者もいるのです。
しかし、この求人欄を見れば、(求人ニーズがある)企業の人事部の採用担当者の連絡方法がわかるのです。もしも気になる企業があれば、新卒でも受験できるかどうかアプローチすることをお勧めします。この行動力を高く評価する採用担当者もいるのです。
インターネットを使って企業探しをする方法
- 学生の知名度が低いインターネット就職情報サイトに登録
→優良企業なのに受験倍率が低い、穴場的な企業が告知されていることがある - 9月〜10月に秋採用試験を行う企業を探す
→例年、秋採用試験を行っている企業がある。一部の新聞社、その他。 - 試験が教養科目だけの公務員試験を探す (※警察官・消防官等)
→採用試験が、教養試験だけ(専門科目がない)ならば対策の勉強がしやすい - インターネット就職情報サイトの再検索
→新たな志望業界で再検索してみる - with naviの採用情報検索機能を活用する
→多くの就職情報サイトの情報を一気に検索できるので大変便利 - 志望企業の採用ページの定期的な閲覧
→新たな採用情報が突然、アップされることがある。チャンスを逃さないように - 志望企業のWEBサイトで、関連会社、取引会社を調べて応募する
→今まで業界研究したことが無駄にならない
この中で一番のお勧めは、1の『学生の知名度が低い就職情報サイトに登録』です。大手の就職情報サイトと比べると、全国的な知名度がある企業の告知は比較的少ないですが、その代わりに、地域の優良企業やベンチャー企業等の紹介に強みがあることが多いです。
就職情報を紹介する機関を使って企業探しをする方法
- キャリアセンター(就職課)の求人情報を見る。職員に相談する
→採用ニーズの高い企業の求人情報が多い。 - ハローワーク、ジョブカフェの求人情報を見る。職員に相談する
→求人情報の穴場的存在。様々な業界の大手から中堅まで幅広くある。 - 就職情報会社のセミナーに参加したり、カウンセリングを受けてみる
→様々な視点で就職先を考えることができるようになる。
この中で一番のお勧めは、『キャリアセンターの求人情報』です。なぜなら、追加募集、臨時募集などの緊急の告知があったりするからです。なお、中堅企業の場合は、求人情報サイトで告知する費用を節約するために、大学のキャリアセンターに求人をかけることが多々あり、思わぬ有力企業の求人が見つかることがよくあります。
足を使って企業探しをする方法
- 合同企業説明会への参加
→開催時期が遅いものほど企業の採用ニーズが高い傾向がある - 自分の好きな商品の企業に会社案内のパンフレットをもらいに行く
→パンフレットをもらう際に、採用情報もチェックする - ショッピングのついでに、興味がひかれる商品を作っている企業をチェック
→自分の気に入った商品を製作している企業に採用のことを問い合わせてみる
この中で一番のお勧めは、1の『合同企業説明会への参加』です。8月、9月に行われる合同企業説明会は、試験のプロセスが早まり、内定までの期間が短いことが多いです。結果が早く出るので、ぜひ多くの企業に挑戦しましょう。
身近な人に相談して企業探しをする方法
- 社会人1年目、2年目くらいの先輩に相談する
→社会のことも就職活動のことも知っている人のアドバイスは大変参考になる - 友人に相談する
→自分とは違った視点で業界研究ができる。最新の就職活動情報がわかる - アルバイト先の社員、インターンシップ等で知り合った社員に相談する
→自分の仕事能力を知っている人のアドバイスは大変参考になる - 担当の教員に相談する
→今までの生徒の就職情報や知り合いの企業の情報を教えてもらえることがある - 既に社会に出て働いている友人に相談する
→既に社会に出て働いている人の視点で業界研究ができる。 - 両親に相談する
→自分とは違った視点で業界研究ができる。気づきが多い
この中で一番のお勧めは、1の『社会人1年目、2年目くらいの先輩に相談する』です。理由は、学生の視点ではなく、社会人の視点で就職を捉えなおすことができるからです。就職活動を経験したばかりですし、実践的なアドバイスもしてもらえます。学生には気づきにくい今後、伸びる業界・企業を教えてもらえることもあります。
同時、多面作戦がオススメ
求人はこれからも次々出てきます。よって、ご紹介した30の方法を(1つだけではなく)いくつか組み合わせて実行し、同時に多面的な企業探しをすることが大切です。すると、たくさんの素晴らしい企業が目に留まるようになります。内定獲得チャンスを広げることができます。粘り強くがんばってください。その粘り強さを高評価してくださる採用担当者もたくさんいます。
内定者はこう書いた!エントリーシート完全版 著者
就職コンサルタント・心理カウンセラー/坂本直文