内定者体験談

J.Iさん 男性

  • 立命館アジア太平洋大学
  • アジア太平洋マネジメント学部 アジア太平洋マネジメント学部(文系) 2010年卒
  • 泉人会(温泉サークル)/牧田ゼミ(財務会計)
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入社を決めた理由
私が就職活動をするのに当たり2つの軸を定めていました。それは①社会を支えられる事業、②グローバルな活動を行える事業です。マースク株式会社では上記の2点を十分に果たすことが可能であると確信し、入社を決意しました。
海運では日常に不可欠な物資を輸送することができ、人々の生活の土台を築いていると言っても過言ではないと思います。普段は食料や原材料(鉄など)があって当然の社会となっており、それらに感謝の念を抱くことはあまりありません。しかしそれらが無くなれば人々の生活は非常に不便なものとなります。このように「当たり前」を創ることが実は一番重要なことであると考え、海運に興味を持ちました。
またマースク株式会社は世界中に拠点を持っており、国境を越えての活動が日常となっています。そのような環境に自らを置いてみたいと考え、最終的な決断をしました。
内定社数
2社

就活スケジュール

資料請求・
プレエントリー
3年11月~4年4月まで(100社)
エントリー
3年1月~4年4月まで(80社)
OB・OG訪問
3年3月~4年4月まで(1人)
会社説明会参加
3年10月~4年4月まで(70社)
筆記試験
3年2月~4年4月まで(50社)
面接試験
3年2月~4年4月まで(30社)
内定(内々定)
4年4月~4年5月まで(2社)

面接でよく聞かれた質問は何ですか?

企業や業界に限らず、自己PRと志望動機はよく聞かれました。私は自己PRで留学について触れていたため、「なぜ留学をしようと決心したのか」「留学で何を得たのか」「それを今後どう活かすことができると思うか」などの質問をよく受けました。また、企業によっては「入社後、どのような部署でどういった活動をしたいか」といった質問も受けました。

面接で答えに困った質問はありますか?また、それに何と答えましたか?

志望度の低い音楽業界(A社)を受けた際、「B社との違いは何か?」と質問されました。業界分析も不十分であったため、正直に分からないという旨を伝えました。また航空業界の際には「グローバルな活動に関わりたい」と話しをした後に、「弊社は国内の事業割合の方が高いですが、その辺りはどうですか?」と聞かれ、返答に困りました。

就活に役に立った資格・留学・インターンシップボランティアなどの経験は何ですか?

3カ国での留学経験は自己PRにも直結しました。しかし「留学をしたこと」よりも「留学から得たこと」が重要だと考えます。
 また大学は別府市にあるため、「温泉名人」の資格を持っていました。就職に直接有利になる資格ではありませんが、多くの人事の方々には興味を持って聞いて頂けました。

今だから話せる大失敗があれば教えてください。

4月に入ると一日に5社や6社の面接を入れた日もあり、それに対する準備が不足してしまいました。また企業によっては応募方式で締切日(エントリーシートの提出日など)が異なり、勘違いをしていたため企業説明会に参加したのにも関わらず受験するのができないこともありました。

就活で一番大変だったことは何ですか?

時期によってはエントリーシートやWEB試験の締切日が重なり、十分な時間を持てないこともありました。企業説明会や面接では始めての場所に伺うため、アクセス方法や所要時間を調べるのにも多くの時間を費やしました。
 しかし一番苦労したのは気持ちの整理です。多い日は一日に5社や6社から残念な結果が返ってくることもあり、就職活動をしたくないと思う時もありました。

今思えばこうしておけば良かったと思うことはどんなことですか?

多くの企業から残念な結果が返ってきた際、自分自身本当に落ち込みました。しかしそのような経験は就活生であればほぼ誰もがする経験です。私は大学の友人とよく飲み会を開き、お互い愚痴をこぼしあいました。5時間や6時間飲んだこともありましたが、自分と同じことで苦労し悩んでいる友人と話しをすることで不思議と前向きな気持ちになることができました。
 また何もない日には友人と日帰り旅行や観光をし、リフレッシュすることを心がけました。就職活動は孤独な戦いかもしれませんが、仲間と多くの時間を過ごすことにより、気持ちを保てたのだと思います。

後輩へ一言アドバイスできるとしたら何をアドバイスをしますか?

就職活動は高校受験や大学受験と異なり、試験で一定の成績を残せば内定を得られる訳ではありません。企業には企業の求める人材像があり、学生には学生個々のアイデンティティがあるのだと思います。そしてその2つがマッチをした時に、良い結果が得られるのではないでしょうか。反対に言えば、良い結果が来ないのはただ単に企業との「相性」が悪かっただけであり、「自分は実力不足」などと考える必要はあまりないと思います。さらに言えば、「企業が学生を選ぶのではない。学生が自ら進むべき企業を選ぶ」ぐらいの強気な姿勢で臨んでもいいかもしれません。
 本屋には様々な就職活動に関する書籍があります。それらから学ぶことも重要かもしれませんが、それにより自分を見失ってほしくはないと思います。「あくまで自分は自分」という考えを持ちながら、たとえ対策本には書いていなくても、「自分自身が後悔しない就職活動」に励んで下さい。

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