STさん 女性
- 関西大学 大学院
- 社会学研究科(文系) 2011年卒
- 入社名
- tdiグループ
- 業種
- ソフトウェア・情報処理
- 入社を決めた理由
- 選考に自然体で挑め、それでも選んでいただけたからです。私は元々、IT業界志望ではありませんでした。しかし友人から「良い会社がある」と聞き、気軽な気持ちで選考に足を運びました。面接後「正直に話しすぎたかなぁ」と心配しましたが、気付けばあっという間に内々定の連絡をいただいていました。他業界への憧れを捨てきれず、内定を受けるかどうか正直少し悩みました。しかしその時に、人事の方が「私のどこを評価して、どのような期待をして採用に至ったのか」という話を聞かせてくださいました。学生時代に自分が頑張ってきたことを認めてくださり、業界は違っても、違うからこそ、その経験や想いを活かしてほしいと言ってくださいました。どの会社に入っても、やりたいことにたどり着けるかどうかは自分次第です。それならば自然体の自分を評価してくださったこの会社で精一杯頑張りたい、と思い入社を決めました。
- 内定社数
- 1社
- 資料請求・
プレエントリー
- 院1年10月~院2年5月まで(150社)
- エントリー
- 院1年10月~院2年5月まで(100社)
- OB・OG訪問
- 院1年10月~院2年5月まで(5人)
- 会社説明会参加
- 院1年10月~院2年5月まで(30社)
- 筆記試験
- 院1年10月~院2年5月まで(50社)
- 面接試験
- 院1年10月~院2年5月まで(50社)
- 内定(内々定)
- 院2年4月~院2年5月まで(1社)
時間は様々ですが、「○秒で自己紹介をしてください」という質問がトップにくる会社がたくさんありました。長ければ3分ほどの場合もありますが、最短では15秒というところもありました。特に大手企業では、受験人数が多いためその最初の30秒ほどの印象で合否が決められていきます。そのような選考過程の会社を志望する方は、時間内に自分の核となる部分を伝えられるようにぜひ頑張ってください。ちなみに私は時間を制限されるといつも緊張してしまい、なかなか上手く話せませんでした。「短時間で全て伝えなければ!」という気負いもあったと思います。だからこそ「ES不要で一次から個人面接」という、受験生とじっくり向き合ってくださるtdiに出会えたことはとても幸運でした。苦手分野の練習はもちろん大切ですが、偶然自分の得意分野が続いて選考を乗り切れることもあります。余裕がある限りどんどんチャレンジしてみてください。
スケジュール管理です。ピークの時期は1日に何社も説明会や面接に回ることになります。その日の移動方法や距離を計算し、遅刻せずに全て回りきれるよう予約を入れていました。特に私は、大阪-東京間の移動も多く、受験したい会社をもらさないよう予定を組むことに大変苦労しました。直接連絡を入れ、日程や受験場所の変更をお願いした会社がたくさんありました。もちろん「指定時間に来られない場合はご縁がなかったことに」と言われることもありましたが、多くの会社は選考に参加できるよう調整してくださいました。そしてそんな私は、もちろんtdiの選考も何度も変更をお願いすることになりました。選考途中に用意されていた「先輩質問会」に関しては、結局予定が合わず参加できないままでした。しかし、それでも無事内定をいただくことができました。「予定が合わないから…」とすぐに諦めてしまわず、一度丁寧にお願いしてみるようにしてください。
もっと周りに甘えてもよかったのかなと思います。私は忙しい社会人の方に時間を割いていただくのが申し訳なく、OB訪問はあまり積極的にしていませんでした。しかしOB訪問から学ぶことは非常に多く、学生では絶対に気付けない指摘をたくさんいただけます。面接の練習にもなりますし、エントリーシートは一度見ていただくだけでも抜群にレベルが上がりました。そして就職活動を終えた今、後輩から話を聞かせてほしいと頼まれる立場になりました。自分が苦労した分、就活中の後輩にはできるだけいろんな経験を伝えてあげたいと思っています。もしかしたら私の周りで相談に乗ってくれていた方たちも同じように感じてくださっていたのかもしれない、と今になって気付きました。たった1年ほどの間なので、周りの大人には思いっきり甘えさせてもらえばいいと思います!そしてみなさんが就職活動を終えたとき、また後輩の相談に耳を傾けてあげてください。
少しでも興味のある会社があれば、諦めてしまわずに全力でチャレンジしてください。就職活動は大学受験と違い、努力が内定に直結するわけではありません。運や相性、「ご縁」というものが大きいと思います。それでも、好きなことに一直線に向かってくということは、就職活動中にしかできない貴重な経験です。その活動の中で、一生の友人に出会えることもあります。全力で挑んでダメだった場合は次に進むことができますが、諦めてしまった場合はその後ずっと引きずってしまいます。 固いことばかり書きましたが、必死になりすぎて視野が狭くならないよう、仲間と励ましあいながら頑張ってください。就職活動にも世の中にも、「正解」はありません。「これでいいかどうかは自分で決める」ことができます。と、就活中に観たお芝居で尊敬するエンターテイナーの方がおっしゃっていました。息抜きも大切。後悔しないよう、元気に青春を駆け抜けてください!
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