国交省の工事を通して、品質管理や書類作成等をいたしております。 噛み砕いた言い方をすると、私たちの仕事は物づくりです。注文を受けた構造物を、国、または民間のお客様から十分満足して貰えるものとして提供いたします。当然、注文の際「こういう風に造ってくれー」という要望や設計があるのですが、構造物を造る段階で、設計どおりのものが正しく出来ているのかを確認しておきたいのが、仕事を頼んでいる方の心情ですよね？車検と同じです。弊社の構造物を安心して利用していただけるように、施工時に設計を満たすことを証明する写真を撮り、品質証明書として書類にまとめることが現在の私の仕事です。
皆さんも当然就職活動はされましたよね？当然どの会社、業界に就職しようか悩まれていることと思います。私の入社理由は一般の方と多少異なります。卒業研究に追われている1月に、当時内定をいただいていた会社が潰れるとの電話がありました。大学では土木を専攻していたので、業界は土木をやってみようと決めていたのですが、就職できるかも分からなくなりました。その時、行き場の無い私を引き取ってくれたのが鹿島道路です。スケールの大きい仕事を出来るので、喜んで入社しました。
一口に舗装業界といってもいろいろな分野があるので、それに応じた魅力が当然あります。ですから、一概に魅力を語ることは出来ませんが、私が受け持っている業務に関して言えば、仕事のスケールの大きさであると思われます。はじめて現場に出た時、金額をすぐ読むことが出来ませんでした。お金についてる点の数が多すぎます。億のお金が、自分の仕事で動いているのを経験できるということは、なかなかありません。 また、造った構造物は形として残っているので、自分の知り合いにも「ここ俺が舗装したんやよ」と胸を張っていえますし、道を見るたびに、施工当時の思い出がよみがえります。不思議なことに、困ったことや失敗したことの方が、思い出としてはいいものとして残っています。 完成の充実感には施工中の困難をいい思い出にしてくれる不思議な力があるのです。その力こそ、私のやりがいであり、この仕事の魅力ではないかと思います。
ここは短く記述します。私の夢は叶いました。自分が携わった工事で出来た道路をドライブしましたので。しかも、その車は、当時の代理人(工事責任者)に譲って貰ったものでした。今後の目標は一刻も早く現場の責任者になれる能力を身につけることです。
今まで私の文章を読んでくれてありがとう。今ここで、この欄を読んでくれていると言う事は、私たち鹿島道路とあなたとの間には何かしらの縁があったのです。もしかするとそれ以前に、私たちが舗装した道路を知らず知らず通っていて、縁が出来ていたのかもしれません。私たちの会社には素晴らしい上司がいることは、今までの記述で何となく分かると思います。また、研修のやり方も斬新で、最初の何年間で各分野をそれぞれ経験させて貰い、その後は希望を聞いてもらえます。新入社員の立場を良く考えてくれているので、安心して入社していただける事と思います。 今後、他の業界や会社を選ぶことになったとしても、あなたと鹿島道路の間に素敵なご縁がありますように。就職活動、心より応援いたします。