OBOGメッセージ

前田 学典さん 男性

  • 東京医科歯科大学
  • 医学部 保健衛生学科(理系)
入社名
業種
所属部署・役職
臨床薬理推進本部
入社年
2008年入社

現在の仕事内容

CRC(治験コーディネーター)です。CRCという仕事は医療機関に赴き、製薬会社・医療機関・患者様の間に入って新薬開発のお手伝いをすることです。私の担当している医療機関では、薬物動態試験というものを実施しています。薬物動態試験とは血液中でのお薬の動きを調べるための試験のことで、どのくらいの時間で体の中に吸収され、どのくらいの時間で体の外に排泄されるかを採血して調べます。患者様に入院して頂き、お薬を飲んで頂きます。お薬を飲んだ後は、薬物動態を調べるための採血を10数回行います。きちんと採血が実施されているかを確認するのもCRCの仕事です。退院してからは通院になりますので、次回以降の通院予定について患者様と話し合います。通院して頂いた時には、外来で体調に変化がないかなどを毎回調査します。他にもカルテの整理、採血した後の血液などの管理、製薬会社の開発担当者との会議など、たくさんの仕事があります。

この会社を選んだ理由

私は臨床検査技師です。変な話ですが、実は臨床検査技師にはなりたくなかったんです。学生時代にインターンシップを行い、初めてCRCという職業があるということを知りました。CRCとして働くことができる会社を探すためにインターネットで登録をした後に、アイロムという会社から連絡が来ました。まず会社見学に行き、アットホームな雰囲気を感じ、自分に合いそうだな、この会社いいなって思うようになりました。その後、全部で3回会社に行き、1・2回目は説明をしてもらい、3回目に行ったときの面接をしてくださった方から、私のことを気に入った、アイロムで私を待ってますからという、感動的な一言をいただき、必要としてくれている人がいるならそこに行こう!と思い、この会社に決めました。

仕事の魅力・やりがい

治験の現場で働くと必ず患者様と関わります。治験のために定期的にお越し頂いているので何となく親しくなったりもします。そんな中でのエピソードをお話します。
対応している患者様の中に、すごく私のことを気に入ってくださっている方がいました。その方は治験が終了するまで私が対応していたような気がします。退院したての頃は「この薬はすごくいいね~」とか、「売られるようになったら教えてよ」などとうれしいお言葉もたくさんいただきました。外来で世間話なども沢山してくださいましたし、毎回毎回「前田王子はいないの?」など冗談もよくおっしゃってました。治験終了日までずっと気にかけてくださり、治験期間が終わってしまうのが寂しく感じた事を覚えています。お礼の言葉のために仕事をしている訳ではないですが、これが今までで一番うれしかったことです。喜んでいる方々の表情を見ると、こちらも非常に嬉しくなります。

将来の目標・夢

今は携わった試験の薬が販売されるといいなぁと思っています。もっと先のことですと、グローバルな人間になっていたいです。なぜならもう国境もあまり感じない世界になってきましたし、グローバル試験も行われていますから。日本人のみならず他の国の人ともお話をしてみたいと思っています。日本発の新薬の治験が海外で行われるときに、現地で携わってみたいなぁという気持ちもあります。
仕事を引退してからの夢は、家をバーみたいにすることと、のどかに暮らすことですね。

学生のみなさんへ

正直な話、自分が就職活動を始めたのは大学4年生の9月という非常に遅い時期。まずは早くやりたいことを探し、そのためにどんな行動をしたらいいのか、何を調べたらいいのかをはっきりさせた方がいいでしょう。そうすれば、じっくり対策が練れます。実際に会社見学などに足を運べば、良い部分も気に入らない部分も見えると思います。良かったらこのまま突っ走るのか、気に入らなかったら違う道を選ぶのかというのは自分自身です。正直、困った時は流れに身を任せてしまうのもありだと思います。
私の場合は就職活動が遅かったからこそ、アイロムという会社に出会えたのかもしれません。就職活動する時は運命を感じてください。