今は地デジ対応の自主放送装置内のモジュールの開発・設計をしています。
自主放送装置とは、お客さんが自分で用意した映像を一般的なTVのchに割り当て、それを館内放送用途等で使用することができる機械のことです。
これまで似たようなことをやっていた事業者さんが、今後アナログ停波→デジタル対応となるため、大きな需要が見込まれる商品です。
説明会で実際に自分の先輩にあたる何人かのお話を聞かせていただいて、仕事を楽しんでいる様子であったり、仕事に対する熱意であったり、というのをとても強くダイレクトに感じた、というのが理由です。
営電は、試験用のTV信号発生器や、自主放送装置等、一般の方にはイメージしづらい製品を手掛けている会社なので、入社してから自分がつけなければいけない知識はとても多いです。
お客さんとして相手にするのも一般の方ではなく、企業の技術者や研究者であることが多いにもかかわらず、営電は決して大きな会社ではないため、若手でもどんどん前線に出ていくことになります。
こういった経験は他ではなかなかできないと思うし、魅力であると思います。
加えて、職場の風通しはとてもいいというのも魅力です。
若手でもどんどん意見を言っていける環境なので、会社を引っ張っていくことも充分可能です。
(実際にそういう方もいらっしゃいます)
自分としては今はまだ先輩の下について物を教わることの方が圧倒的に多く、まだまだ、会社としてプラスよりマイナス部分が多いと思っています。いずれ、今ものを教わっている諸先輩方のように、会社を引っ張っていけるようになりたいです。
それから、人にものを説明するのが苦手なので、それがうまくなるのが目標です。苦手なのに説明したがりだったりもするので、これは目標というより、命題ですね。
学生の皆さん、これから将来の会社や仕事を選ぶにあたって、いろいろな会社を調べたりすることがあると思うのですが、興味を持った会社や仕事は必ず見に行ってほしいです。
説明会等があれば顔を出せばいいし、面接が先になるのなら踏み込めばいい、そして、できるだけ多くの人と話してほしいです。
今の時代なかなかできないことなのかもしれないけれど、説明会や面接は自分が見られるんじゃなく、自分が人なり、雰囲気なりを見に行くと思った方がいいです。
これから働いていくことになる職場の居心地は、字面やデータじゃまずわからないと思った方がいいです。
自分は今の会社に満足しているし、そうあるだろうと思って、会社を選んだという自負もあります。
たとえ思い通りにならなかったとしても、その経験は絶対無駄にはなりませんよ。