帳票からあらかじめ印刷されている文字、ペンや鉛筆で書かれた文字をスキャナ等で読み取り、認識するシステムの設計・開発を担当しています。
読み取る帳票は銀行の振込伝票、宅配便の伝票、給与支払報告書、マークシートなど多岐にわたります。読取りを誤ると顧客の業務に支障が出るので責任の大きな仕事です。近年、紙で記録されていたデータをコンピュータで電子データ化する傾向が高まり、ＯＣＲの需要はますます増大してきています。そんな中で、顧客の要望に応えるために高い精度で様々な種類の文字が認識できるような新しい技術の開発、知識の習得が欠かせませんが、認識精度の向上がＯＣＲの信頼に繋がるので非常にやりがいのある仕事でもあります。
｢モノづくり｣ができる会社で働きたいと思い就職活動を進める中で、当社が世界に向けてハードウェア、ソフトウェアと幅広く製品開発を行なっていることを知り大きな魅力を感じました。一方で、大学の専攻はモノづくりに直接関わる分野ではなかったので働いていけるか正直不安でもありました。ですが、会社説明会の時にエンジニアと話がしたいという急な要望に快く応えてもらいエンジニアの方と話をすることで自分が実際に働く姿をイメージすることができ不安が解消され、異なる分野でも挑戦して仕事を続けていけると確信できたのでこの会社に決めました。
文字を読むことは日常のありふれた動作であり、ちょっとしたカスレや傾き、フォントの違いは人の目から見ると些細なものです。
しかし人が問題なく読める文字でもＯＣＲを通すと読めないことがあります。
読めない文字が出るたびに「なぜ読めないのか」とがっかりしてしまうこともありますが、自分の知識や技術を活かし、どうしたら読めない文字が読めるようになるのかを考えながらプログラムを書き「文字が読めるようになる」という結果が出てくると非常に達成感があります。
様々な企業、色々な業種の人と話ができる機会は少ないと思います。是非この機会に自分の見聞を広める意味でも、色々な人と話してみてください。興味を持っている分野の人だけでなく普段接する機会のない人とも積極的に話をして、自分の考えや思いを伝えてみてください。自分がどんな仕事に向いているか、どんな仕事をしたいのかが見えてくると思います。