主にアジア･アフリカ間航路のサービスに関わる輸出･輸入業務です。本船のスケジュールやサービスの有無、船積予約依頼、運賃の確認など各種お客様からの問い合わせにお答えするのがメインの業務です。基本的に運賃･サービスの詳細に関しては営業サイドの業務となりますが、外回りの営業では対応し切れないお客様からの問い合わせに対応し、チームとしてサポートするのも私たちの役割の一つです。
またデータのシステム入力や、船積に関わる書類の確認・訂正などの社内各部署からの問い合わせに対する対応も同時に行っています。お客様と社内の部署、どちらとも関わるので事務作業といえども、船積の流れ全体に関する幅広い知識を要求されるので、日々勉強することが必要な仕事であると感じます。
就職活動の軸は、子供の頃の国際交流活動や就職活動中の他企業でのインターンシップ経験から、海外と毎日関わりを持つ仕事・様々な業界と取引のある業種を希望していました。
初めは、商社や海外へ進出するメーカーなどに興味を持っていましたが、祖父が貨物船の船長をして海外を飛びまわっていたと言う話を親から聞き、海運業が貿易と深く結びつきのある仕事だと知りました。
また、その中でも年齢や性別に関係なく若手や女性でも裁量を与えてくれるイメージがあるので外資系の企業を目指していました。特にマースクは女性が活躍しているという実績があり、また面接を通して、ほどよい緊張感はありますが風通しの良い会社であるという点に魅力を感じました。
今や、海外と関わる仕事･企業は山ほどありますがその中でも、「毎日」それを実感出来ることがこの仕事の魅力です。例えば、毎日海外の支店･支社からの問い合わせを受け外地のスタッフとやりとりをしたり、政治や紛争など国際情勢に大きな変化があれば私たちのサービスの運行状況に直接影響するので、一つ一つの作業は小さなものですがその積み重ねが国際経済と関わっていると実感します。
また、カスタマーサービスという仕事はお客様と直接やり取りをするので、お客様の反応がダイレクトに伝わります。つまり、自分が怠けていたらお客様からの評判は悪くなりますが、逆に自分が頑張った分だけお客様の反応は良くなり、お客様から「助かりました」と言われ将来へつながるような関係を築けた時、やりがいを感じます。
大きな目標は日本･世界どのような環境でも活躍出来るビジネスパーソンになることです。また、今後私たちより下の世代にとって女性が働きやすい社会を作るため、仕事とプライベートを両立する働く女性の見本になることです。
また、私は今秋より海外赴任を予定しています。入社時より希望していた海外での仕事であり、目下の目標は異文化の中で営業部というこれまでとは違う業務を覚え、慣れることです。また、業務をこなすことが出来るようになったら、日本人としてのアイデンティティを活かしてお客様の信頼を得られるようなサポートを提供する営業を目指し、努力して行きたいと思っています。
大多数の人は自分の将来について考え、非常に悩むと思います。まずは自分という人間についてじっくり掘り下げて下さい。長い人生の中であれほど自分について考える時間はなかなかないと思います。また一度自分はこういう性格だ、と決めつけると選択肢が狭まってしまうので、就活を通して常に変化する自分を見つめて下さい。
自分をよく知らないまま、面接で自分をアピールするのは難しいと思いますし、自分を知れば価値観の合う企業を選ぶことが出来ると思います。
またインターネットが普及した今、就活に必要な情報は全て家にいながら手に入ると思いがちですが、出来るだけ自分の足で情報を集めて下さい。やはり、自分で見て、聞いた生の情報に勝るものはありません。希望する企業だけでなく、大学の先輩や既に社会人になっている友人、また両親など、色々な職種・業種の社会人から話を聞くことをお薦めします。最後に、楽しんで就職活動をして下さい。