現在、プロセッシング事業部オートメーション課に所属しており、簡潔に言うと、食品加工機械のプログラム製作や電機設計に従事しています。お客様のリクエストに応じた設備のインストールに必要な配線や電源系統の図面を製作したり、実際の製造時どのように設備を動かすかなどのプログラムの製作をしています。その他には、設備を導入するお客様の工場に行って、電気設備の設置を監督したり、試運転時に想定通りに動いているかなどのチェックも行っています。
就職活動中は様々な会社を見て回りました。重工系やシステムエンジニア、商社など多種多様な分野の仕事を見て回りました。その結果仕事の内容も大事ですが、その会社の価値観や雰囲気も働いていくうえで大事であると感じました。この会社と出会ったのはたまたま訪れたスウェーデン大使館でのイベントでした。その後、説明会に参加し会社を見学すると、社員が自由な雰囲気で仕事をしており、自分の働くペースにあっていそうだと直感で感じたためこの会社に勤めようと決断しました。
この業界の最も魅力的なことの一つは、自分が携わった製品が身近に存在するということです。コンビニやスーパーなどで携わった商品が並んでいるのを見ると、何とも言えない達成感を感じられます。また、外資であることから望めば海外への出張や研修、そして実力が身につけば海外のTetra Pakに転勤ということも可能となります。様々な未来の可能性を提示してくれる点でも非常に魅力があるといえます。私はまだ入社して日が浅いために、大きなプロジェクトに主体として参加はしていませんが、それでも自分の作ったプログラムやインターフェースが思った通りに動いたときや、お客様の工場で作ったプリログラムが動いて喜んでいただいたときなどはとてもやりがいを感じています。
今はまだ専門的な知識が不足しており、上司や先輩の補助が主な業務ですが、今後は少しずつ自分でできることを増やしていきプロジェクトを任せられる人材になりたいと考えています。そして、今後働き手が不足するといわれるこの日本の食品産業をオートメーションの力で支えていきたいと考えています。
皆さんには多種多様な選択肢があります。今考えている職種や業界以外にも、面白そうと思えるものはきっとあるはずです。時間に余裕のあるうちに視野を広げてみることで、新たな可能性を見つけれるかと思います。また、研究生活も大変だと思いますが、ぜひ就活や息抜きとのバランスを考えて、3月に満足して卒業できることを願っています。