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資格と検定

出典:経済産業省「今日から始める社会人基礎力の育成と評価」(平成20年)

 

・自分の考えは持っているつもりだが、それを他人し伝えたりしてもらおうとはしなかった。

・発言が苦手で、もにょもにょと話してしまうことが多い。自分でもいけないと分かっているのだが、筋道は通ってないし、聞こえにくいし、おかげで何かサッパリわからなくなってしまい、よく首を傾げられることがあった。

・プレゼンの際を含め、本質が見えていないので焦点のぼけた内容になってしまっていることに気がついた。全体的に、自分の発言に自信がない。だからこそ困っていることを発信するのをためらったり、いざ発信した際は攻撃的になってしまうのかもしれない。

・相手に伝えることを意識して、発表の際にめりはりをつけるよう努力した。ただ、議論を回そうと一生懸命になるあまり、求められていないことまで一人でしゃべり続けてしまうこともあった。

・チーム内で発言する回数は大分増えた。しかし、自信がなくて伝えたいことを上手に伝えられない場面も多々あり、もっと向上に努めたいと思う。

・学会発表で、全体の構成を意識して話す努力はしたが、個別のセクションに対しての理解が不十分であった。聴衆に対してゴール地点を意識してもらいながら話すことが大切だと感じた。ゴールに導くための各セクションの渡れというものを意譲したい。

・相手に言いたいことかきちんと届くように話すことに気をつけて、話し合いの場に出られうようになった。以前より相手への配慮を意識できるようになり、意見が対立している人同士の間や他学部との調整にも積極的に出て話せるようになった1

・資料を作成するとき、どうしたら相手が分かりやすいかを考えるようになった。相手の関心の高そうなところだけでなく、相手に分かってもらえる内容やおもしろみまでも考え、相手を乗せられるようになりたい。

・研究室や学会などのプレゼンテーションの場面で、自分の意見を論理立てて整理し、聴講者が理解しやすいよう、構成やスピードや言葉使いを配慮しながら話すことができた。

・相手の話をさえぎって、自分の意見をまくし立ててしまうことがよくあった。

・話をじっくり聞くのが苦手で、特に反対意見を言われるとむかついているのが顔に出てしまい、注意されることがあった。

・自分の意見を完全に否定されると、聞く耳を持てなかった。

・話者が何を伝えたいのかに想像力を働かせ、言葉を補う等の配慮をするようにした。関心がある場合にはよく聞いている自信があるが、シビアな話題だと引いてしまってきちんと聞けていないことかあった。

・打ち合わせの内容を理解し、質問を返せていけるようになってきた。しかし、理解はしているがきちんと納得まではできないこともあった。

・相手の話を呑み込んで解釈、取り入れることはできるが、「何を聞き出すか」までは考えが回らなかったり、「見当はずれなことを聞くことにならないか」と怖気づいて
しまった。

・企業の方へのヒアリングのとき、緊張はしたが、失礼のないようにきちんと相手の話に耳を傾け、相槌やうなづきで話を引き出すようにした。

・メモを取る習慣を身につけるように心がけ、相手の表情や態度から気持ちを考え、状況を把握しながら話を聞く態度を作ることができるようになった。話を開くだけでなく、聞きながら要点をまとめるように心がけた。先生や企業の方に、いい質問だと言われたことが何回かあった。

・企業の方や先生達に自分の研究の進歩状況を説明する際、厳しい質問を受けることもあったが、自分に自信をつけることで感情をコントロールし人の話を素直に聞けるようになった。

・自分が最初に決めたことに反対されたり、変更されたりすると、必要以上に抵抗してしまうことがあった。

・一回自分の考えが浮かぶと、それを応用したり他の意見を言われたりするのが苦手で、反対意見を言われると反抗的になってしまった。

・実際に失敗してみないと自分の主張、意見をなかなか曲げることができなかった。

・先生や先輩から言われたことを鵜呑みにする傾向にある。もっと積極的に人とコミュニケーションをとることにより、様々なアイデアを自分自身に取り込み、自分で総括できるようにならなければ意味がないと分かった。

・自分の考えより相手の方が優れていると思う場合は、自分の考えに固執しないようにしたが、時々押し切られたと思うことがあった。

・話し合いでは相手の意見を受け入れているが、実際はいまいち臨機応変に行動できなかった。特に、難しい状況になると、分かっていても相手の立場を考える余裕がなくなった。

・自分と違う意見を出されるとその場では否定的に受け入れてしまった。が、後で冷静になって考えると納得し受け入れることができた。

・相手の意見を取り入れることはやりやすいが、相手と意見が対立した際には、呑み込むまで時間がかかった。

・一人ひとりの意見を活かす方法を考えて折り合いをつけること、行き詰まったらより良い方向転換を見定めることに努めた、

・メンバー全員で、「いいお弁当を作りたい」という同じ目的意識で意見をぷつけ合った。他の人と自分の考えの違いを知るだけでなく、他人の意見を取り入れ合ってより良いアイデアにするよう考えられた。

・権威(先生方や上司)の意見だけでなく、後輩なとの意見も積極的に取り入れていくことで研究がよりスムーズに進むようになった。

・課題発表のプレゼンの出来は相当自信があったが、このプレゼンでは自分の手法の良さが伝わらないと指摘されたことを受け入れ、競合技術よりも優れている面をより強調する内容に変えた。結果として一人で考えていた時よりずっと良いものになった。

・自分は何をすればチームに貢献できるのかが分からず、ほとんど他のメンハーが行っている作業の真似しかできなかった。

・サブリーダーにその場の流れで志願してしまい、その後自覚がなかったため、チームの中の役割を見出せないでいた。仕事は人に与えてもらうのではなく、自分で深さないと身が入らないし、頭も働かない。無計画もいい所だったと反省した。


・研究室内における自分の立場が時々分からなくなった。現在の研究を進める上で、先輩達が進めている研究との関係が分からず、自分が次にどのような視点で研究を進め、ど
のような成果を生み出すことを期待されているのだろうか、とたまに困惑していた。

・2、3人でディスカッションしてしる時は、周りの情況を見て臨機応変に話のまとめ役になったりできたが、人数が多くなり過ぎると、自分がとのような役をすれは良いのか分からなくなることがあった。

・チームの情況の把握はできていたと思うが、一人で抱え込むという癖から、実際の行動になると周りが見えなくなることがあった。

・研究室の中で自分の置かれている情況は把握できるが、周りのことにまで気を使うことができず、ひとりよがりになってしまっていることがあった。

・発表会までの仕事の調整役を行った。他のメンバーの忙しさや仕事の量を把握し、日程の中で全体がうまく回るように配慮した。

・自分のすべきことを明らかにし、他のメンバーと、協力していくことが重要と考えた。先輩が忙しそうなときは積極的に後輩の面倒をみるようにした。

・会議中の自分の立場(意見の切り出し、きっかけを与える)や役割をきちんと認識し、他のメンバーの貴重な意見(普段喋らない人ほど深く考えている場合が多い)を出しやすくできるように、意図的に沈黙していた。研究にも応用したい。

・厳しい教員の授業は時間通りに出席するが そうでない場合は平気で遅刻する。

・就職活動で忙しかったため、あまり活動に参加できず、自分の分担を確実に片付けられなくて皆に迷惑をかけた。無断欠席や遅刻も多かった。

・自分の思うままに行動、言動を行うことが多く、修士2年としてはどうかと思う。

・優先席位の低いものに対しては締め切りが守れていない。

・とりあえず集団の空気は乱していないつもりだが、課題の提出期限等個人的なことではルーズになることもあった。

・マナーは守る方だが、行動のかかり始めが遅くよくタイムスケジュールが遅れることが多かった。

・周囲の模範になるような立派な行動はしていないが、最低限のルールは守っている。

・当たり前のことであるか、時間厳守。提出物の期限もきちんと守った。

・地域の方々へのヒアリング調査に伺った際、まず最初にリーダーとして、自分達よりもはるかに年上の皆さんに失礼のないよう、調査へのご協力のお願いとお礼を代表して述べた。

・意見が対立する場面であっても、相手が不快感を持たないよう、礼儀をわきまえた態度を取るようにした。

・仕事の多さにストレスを感じて、否定的に考えることか多かった。いやなことを自分の中に溜め込んでしまっていた。

・忙しいと気持ちの余裕がなくなり、イライラして、グループのメンバーにグチを言うというよりあたっていた。

・1日のほとんどを実験室で過ごしているのに思うような結果が出ず、ストレスがたまる一方で、何も対処できなかった。

・周りが見えてしまう分イライラすることが多いが、親しい仲間に聞いてもらったり オンオフをしっかりつけたりして、適度に発散した。

・一人での作業が多く、ストレスを感じることか多かったのだが、時間に余裕ができたときには体を動かしたり、趣味のことをやったりしてリフレッシュするようにした。

・やるべきことを1つ1つこなしていくことで、気持ちを整理しながら忙しい時期を乗り越えた。

・メンバーとよく意見が衝突することが多くストレスがたまった。しかし、いろいろな考え方があり、社会に出たらこうなるんだろうと割り切って考えるようにしたら、今までほど気にならなくなり、受け流すことができるようになった。

・ストレスがたまる前に休んだり、他のことに集中したりして気持ちを切り替えた。それで同じようなことあってもストレスを感じずに済むようになった。

・自分と意見の合わない人と一緒に仕事していくことでストレスを感じることがあったが、ネガティブに考えるのではなく、その人と仕事以外で調和できる面を見つけるようにした。

・教授や先輩や同期に相談したり、自分のストレスの原因を追究すべく、夜30分は必ず振り返りの時間を作るようにした。原因が特定できた場合は積極的に自分から動き出し、対処した(飲み会、話し合い等)。

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