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資格と検定

出典:経済産業省「今日から始める社会人基礎力の育成と評価」(平成20年)

 

・最後までチームの目標をよく分からないままやっていたような気がする。心のどこかで、余分なことはやりたくないと思っていたかもしれない。

・何が問題かがよく分からないままやっていたので、自分から出す意見は的外れなことが多く、結局何も言えなくなったり、他の人の言うとおりにしなければならず、いやだった。

・実験の本質が見えていないから課題が見えず、課題をクリアするためのアプローチ法もいい加減で、打ち合わせでボロボロに言われてしまった。自分で課題を見つけることが困難な現段階においては、もっと先生や企業の方に積極的にコミュニケーションをとっていくことが重要であることを痛感した。

・問題を冷静に分析するのは得意だが、自分で課題を考えるのは苦手で、与えてもらいがちだった。

・その場で自分が取り組むべ書ことは理解してやっていたつもりだが、そこで何が課題なのか自分で的確に見抜くことはできなかった。まずは疑問を持ち、その疑問を人に説明できるように心がけた。

・今行っている実験の再現性が悪化していることは分かったが、その原因までは分からなかった。最終目標を明確にするだけではなく、自分の研究に対する細かい課題(測定方法の適切さなど)を改良しようとする意識を常に持つことが必要だと感じている。

・活動の目標をいつも考えて、「今この問題のために何をするべきか」を整理して提案できるようになった。自信を持って意見を言えるように、理由もきちんと調べるようにした。

・価格を下げることで低下してしまった栄養素の補充に対して、何をどのように補えばいいのかを考えた。その結果、たんばく質の補充に焦点を絞り、解決案を試行錯誤して企業の人に提示し、受け入れてもらうことができた。

・成功のイメージに向けて作成したロードマップに書き込みを入れながら、実験の指針を組み立て、新たな課題と見えてきたものはさらに次へ活かした。目標達成時までに生じうる課題を予測し、その対策を組み込んだり、不要と判断された場合には取り除いたりしながら研究を行った。

・綿密な計画が苦手で、誰かの言うことに乗って思いつきで解決策を考えて後で困ることが多かった。

・計画を立てるのが苦手で、自分がその仕事にどのくらい時間がかかるのか分からず、計画書を書いても、一度も守れたことがなかった。

・現在行っている実験が、ゴールまでのどの位置に位置するかを明確にできていないため、自分のできる範囲の計画が立てられなかった。

・全体の計画に基づき、現在の進歩状況から、今何をするべきかは常に心がけていた。しかし、他のメンバーも予想以上に忙しくて、作業が遅れてしまったにも関わらず、計画を見直して対策をとったりすることができなかった。

・メンバー皆が忙しくて、限られたメンバーで資料を作成するには本当に時間がなく、計画を立てて行動するよりも各自が作れる時に作るという形になり、計画性は良くなかった。しかし、各自の担当作業をある程度設定していたので、皆の頑張りにより、どうにか期日までに完成させることができた。

・計画を細かく立てていたが、その細かい計面の達成目標も見据えて大きな計画を立てることがで書ていなかった。また、細かい計画のスケジューリングが果たして実現可能なのか、とこかに無理がきていないのかに対する意識が甘かったので、最終的な考案が十分できなかった。

・プレゼンの締切日に間に合うように作業計画をしっかり立て、メンバーと連絡を取り合いながら、早め早めに作業を進めることができた。

・企業にプレゼンするという目的を常に念頭において、今やるべきことは何か考えることで計画的に物事を進め、チーム内での確認も行った。実行するための命令系統をリーダーに一本化することを提案し、よりスムーズに進められるようエ夫した。

・設計からデータ提出まで1ケ月しかなかったが、最使先すべき方針を明確にし、研究室に保有のツール、設備の状況、うまくいかなかった時の手順を考えて効率よく実験を進めることができた。

・何がいいものか分からなくて自信がないので、結局前例を参考にしたり、模倣したりすることが多かった。

・新しいものを考えても、結局採用されなかったり、反対されたりするのがいやなので、他の人が言うことに賛成したり反対たりするだけだった。

・常識にとらわれて、新たなアイデアを提案することをためらっていた。

・解決に向かうためのプランやアイデアは積極的に出せたと思うが、一方で前例なとの手本を参考にしないと動き出しづらかった。

・自分の発想を意見として話す回数も増え、チャレンジする作業の幅が広がってきた。しかし、教科書や授業で知っていることでないと不安で、オリジナリティはまだ出せていない。

・低電圧回路路の設計において、新しい方法を提案し、また既存の設計手法を改善して、両方を組み合わせ、いい設計ができた。

・合同のディスカッションの時は、「まず形にしてみる」ことをモットーに、ホームページのデザインやコンテンツなど、前例にとらわれずいろいろな角度から考えてアイデアを出すことができた。

・食育教育パネルの構成を考えるとき、対象者の視点になって考えることができた。決まりごとにとらわれ過ぎず、自分の考えや他の人とのコミュニケーションから得たことも案に入れて考えられた。

・数ミクロン程度の高分子ネットワークを作製し、液晶を封入させるという新しいアイデアを提案した。プレゼンでも、従来の構造との明確な違いに重点を置いて、オリジナリティを強調した資料を作ることができた。

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