内定者体験談

MMさん 女性

  • 東京大学 大学院
  • 農学生命科学研究科(理系) 2010年卒
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入社名
特許業務法人オンダ国際特許事務所
業種
コンサルティング・シンクタンク
入社を決めた理由
私は大学院で生物系の基礎研究をしています。自分が学んだことをより直接的に社会に生かせる仕事に就きたいと思い、特許事務所を志望しました。
なかでも、オンダ国際特許事務所は人材育成に熱心であり、またビジネスに関しても高い志を持っていることがHPや採用過程を通して感じられたので、入社したいという思いを強くしました。
特許事務所のなかでは第一志望であったオンダ国際特許事務所の採用時期が一番早く、無事内定をいただけたため、特許事務所は一つしか受けていません。
しかし企業全体の中では特許事務所の採用時期は遅めだったので、初期には食品関係の研究開発職等を何社か受けました。実際に説明会や面接に参加すると、企業によって雰囲気が大きく違うことがわかります。その中で、自分が働く姿を一番有意義に想像できるのは、やはり特許事務所であり特許技術者であると感じ、自分の将来の方向性を掴むことができたと思います。
内定社数
1社

就活スケジュール

資料請求・
プレエントリー
院1年11月~院1年1月まで(20社)
エントリー
院1年1月~院2年4月まで(15社)
OB・OG訪問
院1年11月~院1年12月まで(1人)
会社説明会参加
院1年2月~院1年3月まで(5社)
筆記試験
院1年2月~院2年4月まで(4社)
面接試験
院1年3月~院2年5月まで(4社)
内定(内々定)
院2年6月~院2年7月まで(1社)

面接でよく聞かれた質問は何ですか?

質問のされ方に多少ヴァリエーションはありますが、志望動機と自己PRはどの企業の何回目の面接でも聞かれました。
面接の最初に聞かれる場合が多いので、どちらも1~2分程度にまとめてスムーズに話せるように準備しておくと、その後の質問にも落ち着いて答えられると思います。

面接で答えに困った質問はありますか?また、それに何と答えましたか?

その企業の分野とは関係ない時事の質問をされて、少し答えに詰まったことがあります。
業界研究はもちろん大切ですが、関係ないようなことでも(例えばスポーツとか)世間で話題になっていることは一通り知っておいた方がいいと思います。
私は毎日Web上でニュースをチェックしているのですが、それ以来、朝早い面接でもその日の朝刊に目を通してから受けに行くようにしました。

就活に役に立った資格・留学・インターンシップボランティアなどの経験は何ですか?

直接面接等での自己PRに役立ったわけではないのですが、学外での社会人サークルやボランティアでの活動は自分の視野を広げることができ、大変よい経験になったと思います。
私は学部生の頃は部活動を中心に学内でしか活動していなかったので、大学院に入ってからは学外の様々な年代や立場の人たちと積極的に交流を持つように努めました。
そこで得たものの見方や考え方は、就職活動を俯瞰してみる上で非常に役に立ったと思います。

今だから話せる大失敗があれば教えてください。

就職活動に必須で忘れがちなアイテムとして「印鑑」があげられると思います。
大学で履歴書等を書いて、さあ出そうと思ったら印鑑がないということがありました。
また、面接等で持ち物に付記されている時もあります。
学生生活では使用機会は多くないですが、保管場所等気に留めて管理に気をつけるとよいと思います。

就活で一番大変だったことは何ですか?

大学院での研究との両立が大変でした。
私の所属する研究室の教授は理解のある方で、就活中はある程度配慮して下さったのですが、それでも就活にかかる時間がはっきりしない中、修論に向けて実験計画を立てて進めていくのは物理的にも精神的にもつらかったです。

今思えばこうしておけば良かったと思うことはどんなことですか?

私は初め就活サイトを一つしか利用していなかったのですが、意外と特定のサイトにしか採用情報を載せていない企業も多くあるということに後になって気がつきました。
やはり情報を集める際には広くアンテナを張っておくことは重要であると思います。
内定をいただいた特許事務所は自分でHPを見つけて採用情報を知ったのですが、私の見ていなかったサイトには企業情報が出ていたので、もっと早く利用していれば会社説明会等の情報を早く手に入れられたであろうことが反省点です。

後輩へ一言アドバイスできるとしたら何をアドバイスをしますか?

昨今の不況の影響で就職活動も大変な時期だと思います。
周囲の先輩や友人たちに聞いた限りでも、1,2年前とは明らかに状況は厳しくなっているようです。
まずは危機感を持って早めのスタートを切ることが重要かと思います。

私はある企業の面接の過程で、「この企業が考えていることは、私が目指しているものとずれているな」と感じたことがあります。
単純に内定をもらうこと自体を目的として、相手にすりあわせるような就活ではなく、自分のなかの方向性と企業との相性を見極めるような活動を行えれば、充実した就職活動になるのではないでしょうか。

また、落ち込むこともある就活中、周囲の友人や家族の支えは大変ありがたいものです。応援してくれる人の存在を大切にして下さい。
満足のいく就職活動になるよう祈っています。

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