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資格と検定

出典:経済産業省「今日から始める社会人基礎力の育成と評価」(平成20年)

 

・疑問点を自ら解決するために努力できたが、自分で調べずに他人に聞くことの方が多く、「どうしたらい いんですか」と言うことが多いことを指摘された。

・指示されたとおりに動くことは苦手だが、かと言って自分からやるべきことを見つけることはできず、チームの中で孤立してしまった。

・先生や先輩から指示がないと動けず、与えられた課題に向かうことで精一杯で、自発的に提案したり工夫を加えたりすることができなかった。

・クループの一員であることを自覚して、何でも積極的に取り組んだが、手を広げ過ぎて、肝心な自分の担当の作業を疎かにしてしまうことがあった。

・チームで決めた役割に対して自分から進んで取り組んだが、他の授業の課題で忙しいときにメンバーに任せっきりになったこともあった。

・与えられた課題に対しては、自発的に取り組んだ。先輩方がいてくれる安心感からか、現在行っている実験では、最低限のデータ数点のみで、自分から他の点を取ろうとしなかったことは反省している。

・仕事の量が多く、スケジュールも厳しかったので、自分から進んで課題のリストを作り、皆に配布して仕事を分担して進めた。

・「お弁当をより良いものにしたい」という気持ちを強く持つようになり、学年の差にとらわれず、新しいおかずの考案など、自分ができることを探して、自分から積極的に取り組んだ。

・研究室内の実験のみならず、日常生活でも「英語を勉強する」「関連分野の論文を捷む」などの課題を設定し、行動するようになった。また、その実施状況を記録して、どれくらいできるようになったかを客観的な視点から分析している。

・他人からの協力を求めるより、自分で決めて動く方が楽だと思う。そのため、他人に流されることはないが、働きかけることもしなかった。

・自分の意見に賛同してもらえるような工夫が足りず、うまくいかないのがイヤで他人を巻き込んでまで自分の目標を達成する気にならなかった。

・自分のするべきことはしていると思い込んでいるため、相手に何かを働きかけるとき無意識のうちに攻撃的になっている自分自身に気がついた。そのため、実験がスムーズに進められなかった。

・周囲にはよく「一緒に打合せをしよう」と呼びかけたが、あまり親しくない人にはなかなか声をかけられなかった。

・他のメンバーに対して、気づいた点は積極的に意見を述べた。ただ、相手にどうすればうまく伝わるかまで意識できなかったので、相手を動かすことまでは十分できなかった。

・先輩に自分の持っているアイデアなどの情報を話すことで、研究をすすめる上で必要な情報を引き出すことができるようになった。

・3学部合同で活動するとき、他学部のリーダーと連絡を取り合って進行状況を確認し合い、意見を出し合った。個性が強い人もいたので、その人がいちばん動いてくれそうな伝え方を考えて伝えた。

・協力が必要なときは、メンバーに声かけをし、その作集の必要性を説明し、動かすことができた。声をかけるときには、メンバーの状況に配慮して、話を聞いてもらえそうなタイミングや言い方に気をつけた。

・複雑な実験を自分で行う時間が取れなかったとき、その実験の意図や、期待される結果をグループリーダーに説明したうえで、後輩に頼んで実験を行ってもらった。

・失敗を恐れて、目標をわざと低くしたり、他の人に任せて逃げたりすることが多かった。

・仕事の内容をよく考える前に、面倒だと思うと積極的に取り組めなくなり、責任を持ってやろうとすることができなかった。

・自分自身が研究しているテーマの意義がよく分からず、思うように研究に打ち込むことができず、中間段階での目標にも到達することができなかった。

・グループ作業では率先して仕事ができたが、個人ワークだと諦めたり妥協することもあった。

・難しい仕事に対しても粘り強く取り組めるようにはなったが、分からないところをそのままにしたり、分析の分担をしっかり打ち合わせしなかったりしたことがあった。何としてでもやり遂げようという気持ちがいまひとつだった。

・行動に移すのはまだ遅いが、期限までに何をすべきかが自分の中で明確になっており、その期限に向けて取り組めるようになった。納得のいくような結晶を育成するために、休日も研究室に来て育成を観察した。

・合同活動で最終案を出す時に、意見がぶつかって何度も軌道修正が必要になったが、前向きに考えて諦めずに皆を説得し、合意を導けた。

・アンケート分析を終え、統計学を専門にしている教授に提出した際に、数値のミスやグラフの間違いを多数指摘され修正を求められた。時間が限られていたが、1日ごとの作業の目標を設定し、期限までにすべて修正し提出した。

・研究室ミーティングでは、幸先して自分の考えや疑問に感じたことを発言すると決め、現在まで実行している。自分にとって難しいテーマだったので、当初はどこまでで書るか不安だったが、大型バルク結晶育成に向け、自ら装置構造を示すとともに、必要な部品の発注も行うことができた。

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