学生、企業間の認識の差が如実に現れました。学生達は語学力や専門知識などの自分にはスキルの類が不足していると感じています。おそらくこれらは望めば学習できるものですから、学生にとって取り組みやすいということも高ポイントの要因でしょう。
しかし、企業はそうしたスキルよりもまずは主体性、粘り強さ、コミュニケーション力を求めています。スキルは不要というのではなく、入社してからの教育で間に合うと考えているようです。主体性、粘り強さ、コミュニケーション力とは短期間に習得できるものではありません。安易にスキル取得に奔走するより、もっと根本的な力に注意を払った方がよさそうです。 |