国内外の企業の発行する債券に投資を行うことで、年金資産や投資信託の資産の運用を行っています。
一般的に資産運用の中での主な投資対象としては、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券の4種類がありますが、私は海外債券への投資を主に担当しています。海外の様々な企業の分析や世界経済の動向を分析することで、魅力的な銘柄への投資を行っています。
セミナーに何度か、またインターンにも参加して社員の方々とお話をする中で、正直で熱意のある社員が多かったところが魅力的に思いました。
また通常の銀行と異なり、問題解決を専門的な立場からサポートする信託銀行という業務も魅力的に思いました。
1つは、受託者のために大きな資産を運用するという責任の大きさです。運用している資産は受託者の大切な年金であることから、全ての投資行動には説明責任が伴い、きちんと分析をした上で責任を持って運用を行う必要あります。求められる責任の大きさが、自分の能力を高める事へのモチベーションにも繋がります。もう1つは1つ目にも関連しますが、自分の成長です。海外企業の債券投資を行っている人は社内でも数名であり、社外含めてもそれほど多くはありませんので、非常に希少価値が高いと感じています。使われる言語は主に英語であり、日々、様々な企業のニュースや財務諸表を分析し、マーケット変動をチェックしています。また海外企業とのミーティングも頻繁にあり、時々海外の政府とのミーティングもあります。これらを通して自分が知識を増やせば増やすほど専門家としての能力が高まることから、それがやりがいに繋がっています。
海外社債投資の分野で、日本における専門家になることで、みなさんの資産運用ニーズに高いレベルで答えられるようになりたいと考えています。
海外は企業数も多く、全てを把握することは非常に難しい事だと思いますので、毎日知識を増やすことで、価値の高い専門家に近づきたいと思っています。
学生時代に見えている業務内容はほんの一部であり、みなさんの想像以上に沢山の業務が世の中にはあると思っています。そのため、現時点でやりたいことが決まらないのは当たり前の事ですから、視野を広く持ち、多くの情報に触れることが良いと思います。またインターネット上の情報だけでなく、社会人の先輩のお話を聞くことによって、知識や想像力を高めることも有益だと思います。
先入観を持たず、幅広いことに積極的に挑戦していくことが良いと思います。