スタートダッシュセミナー

10月22日(日)
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人気講師が伝授!“致命的なミス”をしない就活準備法 その4

皆さん こんにちは
就職コンサルタントの坂本直文です。

前回は、インターン選考試験に落ちた際の“致命的な誤解”について解説しました。今回は、セミナーや合説に参加するかしないかによって、その後の面接試験で“致命的な差”が生じる場合があることを解説します。
予め知っていれば“大きな得”をしますので、参考にして今後の就活にぜひ生かしてください。

第一志望企業に内定したCさんの就活をご紹介しましょう。
Cさんは、私が某大学で主催する就職講座の受講生で、内定先の各企業の面接内容を細かく報告してくれました。
Cさんは、2016年の10月~3月にかけて、セミナーや合説に何度も参加し、志望企業のブースで熱心に質問しました。それが“面接試験で驚きの出来事”に繋がりました。
Cさんは面接試験の冒頭で、面接官から大いに褒められたそうです。厳しいと思っていた面接が終始和やかだったとのこと。なぜCさんは面接官から褒められたのか、その面接試験を再現してみます。

面接を始めます。
Cさん こんにちは お久しぶりです。 
あなたは、〇〇〇ビルでのセミナーに来て、次に、〇〇ホールの合同会社説明会にも来て、いずれも私に質問を熱心にした方ですね。

覚えていてくださっていて、ありがとうございます。

私は、セミナーや合説で“好印象の学生の名前をメモ”しておいたのです。
あなたは、ずば抜けて好印象だったので、よく覚えていますよ。

ありがとうございます。
どういう点が好印象だったのでしょうか?
差し支えなければ教えて頂けますでしょうか?

まず、“挨拶がきちんとできていたこと”。
当社の企業ブースに来た際、誘導係をしていた私の目を見て、笑顔でハキハキと挨拶しましたね。

そんなことを覚えてくださっていたとは驚きました。

挨拶がきちんとできるというのは、企業人としても重要なことです。
これは面接試験の基本的なチェックポイントでもあるのです。
だから、セミナーや合説でも、我々面接官はよくチェックしています。
あなたは、きちんとできていました。
だから、我々は高く評価しました。

ありがとうございます。
私は中学と高校で吹奏楽部に所属して、先輩や顧問の先生に対して、挨拶をきちんとすることを叩き込まれましたので、その習慣が自然と出たのだと思います。

もう1つ、あなたが好印象だったことがあります。

それは何でしょうか?

セミナーでも、合説でも、人事社員のところに質問に来たことです。
我々人事社員は、質問に来るかどうかで、当社に対する熱意の高さを測ります。
そして、質問内容も良かった学生は、とりわけ高評価します。
あなたは質問内容が抜群に良かったので、名前をメモしました。

ありがとうございます。
そのように褒めて頂けて光栄です。

あなたは、当社のことを事前に調べてきていましたね。
当社のWEBサイトの内容をくまなくチェックしていて、質問したいページを印刷して持ってきていました。
そういった学生は滅多にいないので、大変印象に残りました。

ありがとうございます。
そのように言って頂けて、本当に嬉しいです。
あのセミナーで、私の質問に丁寧に答えてくださった“渡辺様”が、面接試験では、面接官になって私を面接してくださるとは思ってもいませんでした。

セミナーや合説で、説明や誘導をする社員は人事部の社員だから、面接試験では面接官の役割を担当することが多いのです。
ところで、どうして私の名前(渡辺)を知っているのですか?

実は、セミナーの時にネームカードを首から下げていらっしゃいましたので、質問をさせて頂いた際に見て、渡辺様の名前をノートにメモしておいたのです。

なるほど、セミナーでは、あなたも、私の“名前をメモ”していたのですね。
ハッハッハッ(笑)、お互いに名前をメモしていたとは面白いですね。
…では、面接を進めましょう。
1分間自己PRをしてください。

では、復習を兼ねたクイズに挑戦してください。

【今回の就活クイズ】
『セミナーや合説で人事社員は、好印象の学生の名前を〇〇することがある!』
○○の中に入る言葉は何かわかりますか?

解答=メモ
『セミナーや合説で人事社員は、好印象の学生の名前をメモすることがある!』
セミナー、合説に参加したら、この言葉を肝に銘じて行動してください。重要なことは、以下の2点です。

■セミナーや合説で、好印象の2大行動

●1.きちんと挨拶をする
“先手の挨拶、目を見て笑顔”
人事担当者の目を見て、笑顔で、自分からハキハキと挨拶をする。これを心掛ければ大丈夫です。

●2.質問をする
可能であれば、事前にその企業のことを調べておくと一層熱意を感じて貰えます。質問に答えてくださった社員の名前は、ネームカードをつけていたらメモしておくとよいです。

これらを実行した人はその後の採用試験で、(実行しなかった人と比べて)圧倒的に有利になります。(逆に言えば、実行しないと、実行した人に圧倒的な差、致命的な差をつけられてしまうリスクがあるということです)

多くの企業の人事担当者と密に接することができる“お勧めセミナー”があります!
・企業のプラス面はもちろん、マイナス面もわかり、真の企業研究ができます。
・業界の枠を超えて、思いもよらない優良企業が多数見つかります。
・アドバイザーや内定者が親身に相談にのってくれます。インターンで落ちた経験がある人は、落ちた原因を分析してもらえます。
・多くの企業の人事担当者に直接質問ができます。
・主催者や他の学生が質問している様子を見て、質問の仕方を学ぶこともできます。


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このセミナーできちんと準備して、人生にとって最高の内定を取りましょう!
応援しています。

募集していた就活のお悩みをいただきましたのでこちらでお答えさせていただきます。
質問内容と回答は以下をご覧ください。

◎大学名:法政大学
◎学年:3年生
◎ご意見・ご要望
先日、ある会社のインターンシップ後に人事担当の方とお話しさせていただく機会があり、その時にお聞きしたことなのですが、就活に向けて今からやっておくことはありますか、と聞いたところ、OB・OG訪問をしたほうがいいと言われました。人の雰囲気を知るためだそうです。
そこで今まではあまり重視していなかったOB・OG訪問をしたいと考えているのですが、どのようにしたらよいのか、とっかかりがわかりません。

最初のとっかかりとして、志望企業のOBOGの探し方をレクチャーします。

スタンダードな方法は、以下の4つです。
(1)大学キャリアセンターで志望企業の先輩を探す
→大学によってはデータベースや名簿を充実していて容易に探すことが可能
(2)サークルや部活、ゼミに志望企業に入社した先輩がいないか探す
(3)志望企業の人事に連絡をして紹介を依頼する
(4)親戚や知り合いで、志望企業に入社した先輩がいないか探す

最近は、大学キャリアセンターが、多くの企業のOBOGを招いて、OBOG訪問会を学内で行うケースも見られます。
こういったプログラムがあるかどうかキャリアセンターで確認してみてください。

あなたは、ある企業のインターンシップで人事の方にOBOG訪問を勧められたとのことですが、その場合でしたら、その人事の方に(電話もしくはメールで)連絡を取って、OBOGの紹介を依頼するとよいです。
その積極性は、志望熱意の高さを感じさせるので、高評価されます。そして、今後の採用試験で有利になりますよ。

●最後まで読んでくださったあなたに!
私は、あなたの内定獲得の力になりたいです。私のモットーは事実をベースにした実践的なアドバイスです。今後“私に詳しく書いてほしいこと” “就活の悩み事” などを募集します。次回の内容に可能な限り反映します。

投稿はこちら!

坂本直文(サカモトナオフミ)
【プロフィール】
キャリアコンサルタント、就職講座講師、大学非常勤講師(就職指導担当)
大学時代からキャリアコンサルタントを志し、証券、広告、新聞、教育業界にて実務経験を積み、面接官経験も豊富。広告理論、プレゼン技術、心理学を駆使した具体的かつ実践的指導が特徴。立教大学物理学科卒。現在、キャリアデザイン研究所代表、劇的内定塾主宰。
http://www.gekiteki.net/