OBOGメッセージ

AKさん 女性

  • 東京農業大学 大学院
  • 農学部 バイオサイエンス専攻(理系)
入社名
特許業務法人オンダ国際特許事務所
業種
コンサルティング・シンクタンク
所属部署・役職
国内特許第11部 バイオサイエンス専攻
入社年
2019年入社

現在の仕事内容

実務の仕事は、明細書を作成する業務と中間対応と呼ばれる業務があります。
明細書の作成は、お客様が考案された発明を新しい特許として、特許庁に提出する書類、すなわち、明細書を作成する業務です。また、中間対応は、特許庁の審査により特許にできないとされた特許を、明細書の補正や意見書による反論によって特許にする業務です。

この会社を選んだ理由

知財業界だと大きく、知財部と特許事務所という選択があると思います。私は、1つの会社内だけでなく、より多くの発明に関わりたいと思ったため、特許事務所に入ることを決めました。
また、説明会で感じたアットホームな雰囲気や、所長の人柄などで入所を決めました。

仕事の魅力・やりがい

日によって全く異なる分野の発明について考えることも少なくないです。日々、新しい技術であったり、課題解決に向けてなされた創意工夫を知ることは、楽しいです。ただ、素晴らしい発明であっても、特許にしなければ他社に真似される恐れがあります。他社に真似をされないことを防ぎ、発明の権利を保護、しいては、お客様の利益を守ることが、この仕事のやりがいだと思います。また、特許庁が定めたルールに乗っ取って明細書作成や、中間対応を行うため、ゲームに近い感覚があると思います。

将来の目標・夢

まずは上司のチェックがなくても一人で出願ができるようになりたいと思っています。また、特定の分野だけでなく、複数の分野や、新規分野において明細書を書けるような特許技術者に将来的になりたいと思います。

学生のみなさんへ

研究室時代、実験条件や仮説を考えることや、生物に限らず様々な分野の知識を吸収することが好きでしたが、どうしても実際に手を動かすことが苦手でした。
そのため、研究に対して考えることだけが抽出された仕事はないかと考え、特許技術者という職業を見つけました。
研究に対して同じような感覚を持つ方は向いているのではないかと思います。